ほんのちょっと前からですが、森のこと、林業のことについて勉強始めました。 その中でまずはじめの項目として出てきた言葉でものの見方が違ってきました。 「遷移」 ある場所において、植物の種類が次々に姿をかえていく現象。例えば森林を伐採して放置すると、2~3年でススキやイバラやささが茂りやがては高木が出現するということ。 乾燥したところでおこる乾性遷移は 裸地→コケ→1年生草本草原→多年生草本草原→陽性低木林→陽性高木林→陰性高木林 となり遷移が止まる。 陽性低木林では親木の下で子供の木がはえることができないので種を飛ばして子孫を増やす。 そこに日陰でも成長できる陰性の木が侵入してくる。陰性の高木林ができるとその子孫は親の下で育つことができるのでこれ以上の変化はおこらない。この状態を「極相」(クライマックス)という。 (教科書より簡単に抜粋しました) 農業や林業はこの遷移を人口的に進まない状態にしているということだそうです。 「奇跡のりんご」を読みました。 最後の方ではもう涙なしでは読めませんでした。 自然現象に逆らった人工的な営みはやっぱり自然の力にはかなわない。 木村さんのリンゴ食べてみたい。 何かしらうまくいかないことがあっても長い道のりの途中なのかも。 ちょっとそう思えるようになりました。
by t-w-s
| 2013-09-17 19:53
| 森の話
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