食器や玩具の塗膜と食品衛生法

かなり硬いタイトルですが、昨日はこれの講習会に行ってきました。

現在、家具の塗装はメインはオイル、お客さんの要望によってはウレタンを塗ることも。
私の器の塗装はオイルと漆ですが、ちょっと前まではウレタン塗装を主流にしてきました。
お客さんには「食品衛生法をクリアーしている安全な塗料です。」
と説明してきました。

でも、食品衛生法ってなんだ??

今までぼんやりしかしらなかったことを勉強してきました。

食品衛生法とは、器に塗っているウレタンなどの合成樹脂そのものが、有害物質(カドミウム、鉛)からできていないこと、また使用時に塗膜からでる溶出物が国の定める基準以下であることの検査。

検査方法は溶出物検査の場合ある一定面積にたいして決められた一定の試験溶剤をひたして食器の場合95度で30分間ででる溶出物の検査。
それと過マンガン酸カリウム消費量。(これはよくわからなかった。(^_^;))

材質試験はけい光X線での元素分析。


以前塗料メーカーにその結果を送ってもらったことがりますが、溶出検査は重金属の1ppm以下などの基準値を大きく下回るとい簡単な表のようなものが送ってきた。

昨日の説明だと検出物’0’という結果はありえないということです。

結局国の定めた一定の化学物質がこれまた国が定めた一定量を超えていません。という証明ということです。
他に個人的に気になる化学物質もしくは自然界に存在する人体に有害な物質などがでているかどうかまでは検査してくれない。

ん~。
完全に安全とは言ってくれないんだ。。。

でも、完全に安全ってなんだ??

天然塗料ならば有害物質が’0’かといえばそうではない。
自然界にも多くの有害物質は含まれているし・・・。

色々の説明後、個別相談にも応じていただいたのですが、そこでの話し。

たとえ同じ塗料を使っていたとしても、使用者が違えば環境の違いで同じ結果がでるとは限らないということ。例えば接着剤。A剤、B剤を完全が完全に混ざっていなければ硬化しきれないものが悪さをするので分量、練り方などにより結果が違ってくる。

簡単な判断基準として、例えばお椀などお湯をはってプンッとなにか人工的な臭いがすればそれはなにかしらの化学物質が出ていると思って間違いない。

今回の講習会の先生が何度も言っていたこと。
「安全と安心は違うんです!」

食品衛生法をクリアーしていれば安全とは言えても、安心ではないということ?!


たまたま一緒になった木のおもちゃをつくる’おひさまとかぜ’さんと話しました。
「安心は顔が見える人がつくっているっていうことだね。。。」
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by t-w-s | 2009-12-10 22:38 | 共通
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